Dekor: L.H. Jungnickel 1911
H5.5cm φ6.9cm 165cc
日本酒にもとてもおすすめなグラスです。
干支の申（サル）にちなんだギフト、プレゼントとしてもおすすめです。
フロステッドといわれる乳白色のグラスで、手に持つとしっとりとした感触です。
ブラックのエナメルで、サルをモチーフにした紋様が施されています。
世紀末のウィーンでは、クリムトをはじめとする芸術家達が活躍し、多くの優れた美術、デザインが生まれました。
このグラスの特徴的な装飾は、動物の絵で有名なルートヴィッヒ・ハインリッヒ・ユングニッケルが1911年にデザインしたものです。
有名なホフマンの設計によるベルギーのストツクレー邸のプロジェクトにも、ユングニッケルが参加しています。
【ヨーゼフ・ホフマンとは】
１９世紀から２０世紀にかけてウイーンで活躍した建築家およびデザイナー。
オーストリアの住宅、インテリア、宝飾店、家具のデザインを手がけ一躍有名になったウイーン工房の設立者でもあった。
ウィリアム・モリス䛾アーツ・アンド・クラフツに影響を受けて、総合芸術、生活の芸術化を目指した。
ウイーン芸術工芸学校で教鞭をとったヨーゼフ・ホフマン教授䛿ロブマイヤーとも緊密な関係にあり、数多くの名作デザインを残している。
【LOBMEYR ロブマイヤー】
1823年、ガラス細工職人ヨーゼフ・ロブマイヤーは、ウィーンに小さなガラス店をオープンしました。
これが今日のロブマイヤーの礎となったのです。創業後間もなくハプスブルク家御用達の称号を得、その名声を確かなものとします。
創業当時からの伝統的手法を守り、ガラス工芸の魅力を現代に伝えています。
高度な熟練技術から生み出されるガラス製品は、繊細な美術工芸を愛する世界の人々から高く評価されています。
ヨーゼフ・ホフマンやアドルフ・ロースなど時代を代表する芸術家達によってデザインされた名作の数々は、世界各地の美術館にコレクションされています。
今日もロブマイヤーの願いは、モダンな日常に相応しいシックでエレガントな製品を送り出す事です。高級感あふれる輝きをどうぞお楽しみください。
