大阪・関西万博 EXPO 2025
オーストリアパビリオンのご紹介

© Expo Austria

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未来を切り拓く螺旋状のオブジェ
オーストリアパビリオンのテーマは「オーストリア:未来を作曲」。
特にクラシック音楽で有名なオーストリアは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を音楽で表現します。
空に向かって壮大に立ち上る螺旋状のオブジェは、楽譜をモチーフにデザインされており、来場者は国の多様性と創造性を体験できます。パビリオンでは、過去から未来、既知のものから未知のものまで、現代の、そして最新のオーストリアが表現されます。

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EVENT イベント予定
5月21日(水) オーストリアパビリオン
ベーゼンドルファー×ロブマイヤー Presents
「音楽とワインの饗宴」クローズド
5月23日(金) EXPO ナショナルホール
ウィーン少年合唱団コンサート
イベント情報 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト

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©︎ Paul Szimak
ウィーン在住ヴァイオリニスト・
オーストリア国家公認ガイド
前田朋子さんのオーストリア・ウィーン案内
ウィーン在住のヴァイオリニスト、ピアニスト、オーストリア国家公認ガイド、そしてベーゼンドルファー・アンバサダー。鎌倉市出身、桐朋学園大学を経て、デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学を最優秀で卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。その後も国際的な舞台で輝かしい経歴を築き、世界中で注目を集める演奏家として活躍。ウィーン赤十字親善大使を務めるほか、慈善活動にも積極的に参加。2025年には大阪万博のオーストリア・パビリオンでの演奏を予定しており、名高いベーゼンドルファーの最新技術を用いたピアノとともに、特別な音楽体験を提供する。メディアにも多数出演し、そのユニークな存在が芸術界に影響を与え続けている。




日本の皆さまへ
オーストリアパビリオンでお待ちしております。
大阪万博オーストリアパビリオン内には、ロブマイヤーの高さ約2メートルの豪華なシャンデリアが輝きを放ちます。
パビリオン内に本物のシャンデリアが設置されるところも、新しいものを取り入れながらも、伝統や文化を大切にするオーストリアらしさが表れています。
こちらのシャンデリアは、ウィーンのシェーンブルン宮殿やホーフブルク宮殿などに見られる、18世紀末からのバロックスタイルで、マリアテレジアシリーズと呼ばれています。
最も古いシャンデリアは蝋燭が使用されていた事から、蝋燭型のスタイルはシャンデリアの歴史と伝統を今に伝えています。
現代ではモダンなインテリアの空間の中に、あえてクラシックなタイプのシャンデリアを取り入れるというのも、世界的なトレンドとなっています。
ロブマイヤーのシャンデリアは、毎年ニューイヤーコンサートで全世界に中継されるウィーンの楽友協会ホール、オペラ座、またニューヨークのメトロポリタン・オペラなどが有名です。
個人住宅用からホテル、コンサートホール等の大型のシャンデリアまで受注生産にて承っております。
フレームからパーツの1つ1つ、最後の仕上げに至るまで、全てが手造りでウィーンの工房の職人の手作業にて行われます。

LOBMEYR Ironsmith

1925 年パリ万博でグランプリを受賞したロブマイヤー
1925 年にパリで開催された万国博覧会は、現代装飾美術・産業美術国際博覧会(Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels Modernes)通称「アール・デコ博覧会」としてデザインの歴史に名を残しました。
1910年代から30年代にかけてフランスを中心としてヨーロッパ、ひいては世界中を席巻したアール・デコ様式は、この博覧会の名前が由来となっています。建築・家具・ファッション・写真・映画といったあらゆる分野に、この様式の影響を見てとることができます。
オーストリア館の主任建築家にヨーゼフ・ホフマンが任命され、当時の優れたデザイナーや、3代目のロブマイヤーのオーナー、ステファン・ラートも実行委員会の メンバーの 1 人で積極的に参加していました。
パリ万博では、審査員が 異なるカテゴリーの応募作品に賞を授与しました。中でもガラス 製品の栄えあるグランプリはロブマイヤーに贈られました。
時代は、オットー・ワーグナー、グスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、グスタフ・マーラーなどが活躍し、ウィーン世紀末芸術が花開いた頃でした。
今日、ロブマイヤーは繊細なモスリンガラス(極薄のガラス)で知られていますが、これも1925 年のパリ万博を機に見事に花開きました。
この素材を最高に高めたのは、主にヨーゼフ・ホフマンとその弟子であるオズヴァルト・ヘルトゥルでした。彼らの創造性と好奇心は、今日でもロブマイヤーの職人を限界を超えるよう駆り立てています。
パリ万博に出品された作品の中でも、印象的なボンボン入れや、NY現代美術館にコレクションされている、アンバサダー シリーズなどの名作は、ロブマイヤーを象徴する商品として不動の地位を得ています。
1列目 中央上から パリ万博時のオーストリア館、手の込んだカタログ 、オズヴァルト・ヘルトゥルのポートレート
2列目 パリ万博関連商品2025年
3列目 右から 1925年パリ万博グランプリの証書、中央上シュテファン・ラートの肖像、中央下オズヴァルト・ヘルトゥルによる切り絵、左オズヴァルト・ヘルトゥルによるボンボン入れのスケッチ
4列目 右から オーストリア館のロブマイヤー、高度なエングレーヴを施した花瓶